熱工学コンファレンス2004報告

実行委員会委員長   

太田 照和(東北大学

 

熱工学部門年間事業の中でも一大事業である,熱工学コンファレンス2004は,平成161113()14() の二日間にわたり,東北大学の青葉山キャンパス,機械系講義棟で開催されました.学術講演205件,参加登録者361名,懇親会参加者113名でした.昨年の金沢コンファレンスを引継ぐ形で準備を始めたわけですが,講演募集会告掲載の後になり会計の処理方法が従前とは大きく異なることが明らかになりました.講演数,参加登録者数がかなりの程度ないと財政的に大変厳しくなることが見え,ぎりぎり間合う限界まで講演募集を継続し,一方で支出の大幅削減を計ることになりました.受付および講演会場における学生アルバイトを極力少なくしましたのでご不便をお掛けしたことが少なくなかったのではと危惧致しました.また,当初は交通の便から町中を予定していた懇親会の会場および業者を青葉山キャンパス内の施設と業者に変更しました.参加者が120名を越えるとかなり窮屈になる恐れがありましたのでどうなることやらとの思いが当日まで続きましたが,料理も含めてまずまずの結果ではなかったかと考えています.

立見が出る程盛況な講演室,講演発表があるなど,学術講演はかなり活況を呈していたようで,実行委員会としては胸をなでおろしました.

19名からなる実行委員会を結成し,それぞれに役割分担をお願いし,大変な労力を割いて準備をして頂きました.幹事の東北大学流体科学研究所小林秀昭教授をはじめ委員の方々にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます.

 

 

   講演会会場風景                         懇親会の一こま